気持ちがブルーになるうつ病の原因を把握【心の悩みプロ軍団】

外因性と内因性がある

レディ

心のことは心の専門医に

うつ病の特徴である身体のだるさや抑うつ状態は、脳内物質のメラトニンの伝達不足が原因だと考えられています。メラトニンの伝達不足が生じるのは大きく分けて外因性と内因性の原因があります。外因性の場合、ケガや病気のせいでうつ病を引き起こします。具体的に脳梗塞やくも膜下出血などの脳に関係する疾患、もしくは頭部への外傷が原因になることがあります。また外因性の特徴として、原因となった脳疾患や外傷が治ればうつ病も徐々に治癒していく傾向があります。内因性の場合、まず遺伝的要因が挙げられます。血縁のある親族(親・兄弟など)にうつ病の人がいると家族内発症率は1.5倍から3倍多く見られるとされています。さらに遺伝的要因に加えて、うつ病になりやすい気質が原因となる場合があります。うつ病になりやすい気質には主に執着性格とメランコリー親和型性格があります。執着性格とは几帳面であったり責任感が人一倍強かったりするタイプのことです。仕事ができ、頼られることが多いので頑張りすぎてしまう傾向があります。メランコリー親和型性格とは執着性格に見られるまじめさに加え、他人への配慮や気遣いをよくするタイプです。自分のことよりも他人のことを優先してしまうためストレスを溜め込みやすいです。原因が外因性なのか内因性なのかで治療法は違ってきます。とくに内因性の場合、双極性障害を発症している可能性もあります。双極性障害とはうつ病に見られる抑うつ状態は似ていますが、抑うつ状態に加えて非常に気分が高揚した躁状態が続きます。誰でも気分が高揚することはありますが、双極性障害の場合、とくに理由もなくハイテンションになり、普段よりおしゃべりになって「自分はすごい」とか「自分はえらい」などとまるで別人になったかのような発言をするようになります。うつ病は心の病気である故に、自分で診断することや治療するのは大変難しいです。放っておけば病状を悪化させてしまうばかりか、パニック障害や不安障害や依存症などを併発させてしまうおそれがあります。心の問題は心の専門医に診断してもらうべきです。精神科や心療内科で診てもらえば、それまでうやむやだった症状の原因が見えてきます。たとえば「首回りがなにかに取り憑かれたように重い」といった症状や、「なぜこんなに死ぬことばかり考えてしまうのだろう」といった思考パターンの原因を医師やカウンセラーと話すことで、はっきりとうつ病が引き起こしていることが分かってきます。分かることで、気持ちもだいぶ楽になります。また自分の疑問に答えてもらって、話を聞いてもらうだけ、病気から回復するための前向きな一歩が踏み出せるはずです。「もしかしてうつ病かしら」と思ったらひとまず心の専門医に診てもらうようにしましょう。

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